除虫菊は、15世紀前にペルシャ地方で発見され、日本へは明治初期に伝わったといいます。その名前の通り、かつては殺虫剤や蚊取り線香の原料として用いられ、昭和初期には広島県はその代表的な産地でした。
因島は、まるで野山を白一色のじゅうたんで敷き詰めたかのように除虫菊の栽培が盛んでしたが、今では観光のためにその一部が保存されています。
一部といっても、周囲の穏やかな瀬戸内海の景観とあいまって、絶景が広がります。満開は5月初旬頃になります。
BGM:煉獄庭園 様 ありがとうございます!
海をバックにした重井地区」の除虫菊が一番のおすすめスポット
除虫菊はシーズン中は因島のいたるところで見られるのですが、この「重井地区」の除虫菊が規模も大きく、なにより海の見えるロケーションなので、より一層除虫菊の白い花が映えます。
注意点としては、除虫菊畑までは道も細いうえ、駐車できる場所も限られていることです。それなりに歩くのは覚悟で・・・しかし除虫菊の白いじゅうたんは一見の価値ありです。